
既存のロールスクリーンです。
1Fのロールスクリーンですが
2Fにも同じものが付いていて
外から見ると縦に同位置に来るので
概観上からも同じものをとの
ご希望です。
↓ロールスクリーン採寸

窓枠を測っています。
実寸で幅1655mmです
(窓枠上側も同じ幅1655mmです)。
既存のロールスクリーンは
1640mmです。
ロールスクリーンを製作する
主要国内メーカーは現在
10mm(1cm単位)で製作します。
1640mmはメーカーの指定の
天付け(枠内)の場合
10mm(1cm)ほど小さくの
指示通りで間違いではありませんが
より隙間なくしたいため
1650mmでお作りしました。
ロールスクリーンは必ず
上部のロール部分
(ここが製作寸法=発注寸法)より
スクリーン幅が短くなります。
そのため出来るだけピッタリに作ることが
他の窓周りのメカ物に比べても望ましいのです。

ニチベイでも調べましたが
同じ生地は既に廃盤でしたので、
なるべく近い感じの生地の
ニチベイ ベーネホワイト
N5227をセレクトしました。
シースルーの柔らかい感じの
生地です。
ニチベイにはロールスクリーンの裾に
マクラメ(トリム)が付く
マリエスタイルがあり
既存のものもそうでしたが、
既存のデザインも廃盤でしたので
現行のデザインを考えて
また2Fに比べて1Fはロールスクリーンを
下まで降ろすとあまり下部は見えないので
(2Fは下から見上げる感じになるので)
シンプルにして取付けないことにしました。
結果としてシンプルなロールスクリーン取付けでしたが
そこまでに様々なプロセスを踏み
お客様にご説明させて頂きました。
上記までの記述の他にも
細部のデザインについてもお話ししています。
お客様のご希望にもよりますが
そういったプロセスを大事にしたいと考えています。
ウェブカタログ:ニチベイ→ニチベイWEBカタログ→ROll Screenソフィー→P132のN5227ベーネホワイト
現場:戸建てのお客様(初めてのご依頼)
コメント
同感です! 地味な作業やプロセスあってこそお客様の満足につながるのではないでしょうか。
インテリアにお詳しいお客様で
海外の生地や家具などについても
色々お話ししたり教えて頂いたり出来、
勉強になりました。